澄み渡る空、晴れ。
2018年3月3日、ひなまつり。
快晴。
我らの息子、いや、国民の息子。
晴れ姿がいよいよお披露目となりました。
映画初主演おめでとうございます。なんて誇らしいことでしょう。末っ子のピンクのんちゃんの映画の公開日が女の子の健やかな成長を願うひなまつりの日だなんて本当に持っている子だ…(謎の母親テンション)
去年、撮影中の望ちゃんは本当にカリカリッに細くて(貧相な体っ!by照史)ゲンになりきってるんだなぁーッと感じておりました。そこから早一年!待ちに待った公開日です。
ここからの感想はネタバレです!
見終わって考えたのは、「綺麗なものを見たときに1番伝えたい人」って誰だろう…ってことでした。セリフの請け負いなんだけど、それは好きな人でも友達でも思い浮かんだのが大切な人なんだと。
ありがちな青春胸キュン♡なポイントを抑えつつもそこだけじゃない、見ていて清々しくなる、とても澄んだ透明感のある映画でした。それは望はもちろん、真宙くん、結菜ちゃん、川栄ちゃん…出て来る方々がとても澄んだキャラクターだったからなのかなぁと。
糸真ちゃんが写真を撮るシーンがたくさんあって、すごく印象深いんだけど、あのケータイの写真を見つめるシーン、大好きでした。
結菜ちゃんは写真の学部に通ってるそうで、もしかしたらそんなところも加味されてたのかなぁなんて。
あの花火のツーショットはグッズとして販売して下さい。
あと好きだったのは川栄ちゃんのハルカ。よくある、イヤーな感じの女の子。こういう子が出てくる場合、私は大抵そのキャラが大っ嫌いになるんだけど、どこか憎めない、嫌いになりきれない、そう感じさせるのが上手いと思いました。
弦は本当に普段の望とは真逆で、可愛い可愛い望はどこへ…って寂しくなっていた濵田担ですが、キャンプの写真の中の笑顔で唯一、普段の望を垣間見れた気がしてホッとしちゃいました。
キッと鋭い目線を向けたり、ぶっきらぼうに周りに接したり、漫画から出てきてる…と終始感動。
例えば、三浦家康って望の延長線上にある人だったと思うんですけど、館林弦の要素って望の中にあまりなかっただろうから、無いものを作り出す作業、難しかっただろうなぁと思いました。
やっぱり普段の望をイメージしてしまう分、どことなく違和感を感じてしまうのが悔しくて、全く望を知らない状況で見て見たかったなぁって思います。
北海道で雪積もってるのにスニーカーで登校はできないっしょ!高校生にカナダグースは高いっしょ!その格好は寒いっしょ!と本州雪国の民としてはところどころにツッコミつつも、糸真とはるかのシーンにはホロリと泣いてしまい(良かったなぁと完全に親心の涙)、ラストシーンの弦と糸真は綺麗すぎて心打たれました。何回経験してもキスシーンってドキッてするから、何回でも観たい。笑
和央の家庭状況の描写とか、和央とゆみちゃんとのあれそれなど少しストーリーに腑に落ちない部分はあったのだけど、許容範囲内なのかな。
とにかく北海道の澄んだ景色と、澄んだキャラクターたちが心地よくてずっとあの世界観にいたいなぁと思いました。
あとやっぱ、望はデケぇ。184ってやっぱデケぇ。って実感した。
今年の目標は楽しかったことをちゃんと記録して残すことなので所感をまとめました。