涙をそっと拭ってしまうような
とある大学生の一日。
昨日みたBYAKUYAがとてもよかったので久しぶりにWhiteをかけて運転する。最近Flowerとか宇多田にどっぷり浸かっていたから、NEWSの曲は久しぶりだなと思った。
明日の面接のために美容院へ行き短髪なのに量が多いからもっさりとした髪をスッキリとさせる。
美容師さんに就活が終わったら卒業までにパーっと明るくハイライトとか入れたいなぁという話をして、全てが決まっているであろう12月に仮予約を入れた。そうだ、クリスマス前に染めれば綺麗な姿でWESTに会えるじゃん。
学校へ着くと急いで面接練習に向かう。先生の問いに自分の想いがしっかりと伝わるように一生懸命話す。
ちょっと早口なのと目が泳ぐのが注意点だって。仕方ないじゃん話したいことがありすぎるんだから。と思いつつゆっくり話さなくてはと心に置く。
あなた1つ決めたらそこに突き進むでしょ。ワーカーホリックになって鬱になりそうだよね。と私が最近抱えているフワッとした不安を言い当てられる。なんか1つぼーっと楽しめる趣味作った方がいいよ。と面接練習を超えた人生アドバイスを受ける。
私にはジャニーズがあるから大丈夫だ。多分。
それから急いで弁当をかきこむ。やっぱりお母さんが作る弁当は私には作れないなとしみじみ思いながら、教室で教授が来るまでに食べようと必死にかきこむ。
授業が終わってから卒論の研究のための教材を17時まで学校に残って作り続けて月曜の実施に間に合うのかという不安を抱えながら車に乗る。
QUARTETTOを聴こうと思って車でかける。ライブで聴きたかったなぁと思いつつ目を瞑ってでも運転できる慣れた道をはしる。ひたすら無心で走る。
家に着く直前に流れた曲にふと気づいたら泣いていた。名前が思い出せない。なんだっけこの曲。シゲのドラマの…やつだ…ここまで出てきてるのに思い出せない。
なぜかボロ泣きした。
就職先がまだ決まらない、内定は出ているのにそこでいいのか自問自答しながら他のところをうけている自分がつらいのか
ここまできたら最後まで受けてみたい自分もいるし
決まらない未来が不安なのか
実家暮らしが嫌なのに1人でやっていけるのかが不安なのか
卒論が不安なのか
自分でも分からないけど泣いた。
なんかすっきりした。
NEWSが頑張れって言ってくれている。
頑張ろう。
明日は6時起きだ。